陰翳礼讃(7) 谷崎潤一郎

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今日は谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」その7を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
豆腐の味噌汁と、白ごはんという、ごくありきたりなものであっても、谷崎潤一郎が描くとこれがすこぶる美しいんです。これはなんというか、伝統的な日本画家よりも、谷崎潤一郎はじつに自由で、独特なことを書く作家なんだなあと思いました。日本画で、豆腐の味噌汁と白ごはんの美しさを描きだした人は、有名なところではほとんど無いような気がします。 
 
 
日本料理のお吸い物は、味わうものと言うよりも、見て楽しむもので、薄闇の料亭でこれを食すときには、さらには瞑想的な存在となるのだ、と言うんです。しょう油の色合いまでをも、美だ! と言うんです。谷崎潤一郎はとくべつに流麗な文体なので、ほんとうにそう思えてくる……。しょう油が美しい……普通書かないことを堂々と描ききってしまう、というのはなんだかパンクだ、と思いました。
 
 

 
 
こちらのリンクから全文読めます。(縦書きブラウザの使い方はこちら
http://akarinohon.com/letters/ineiraisan07.html
(約5頁 / ロード時間約30秒)
iPadやノートPCなどに対応した、シンプル表示の縦書きテキスト版はこちら
 
 
 
 




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