白椿 夢野久作

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今日は夢野久作の「白椿」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
秋のはじめに怪談を読むという季節外れなことになっているんですけど、今回は夢野久作の短編です。夢野は童話作家のていで、童話っぽい怖い話を書きます。
 
 
ほんとはおどろおどろしい悪夢を描きだす大長編作家なのに、なんでこんな化けかたをするんだろうかとか、こんな居心地の悪い、居たたまれない童話は読んだことないとか、いったいだれがこの短編小説のメインのターゲット読者なのかさっぱり判らない、とか思いながら読みました。反文学、という言葉を想起しました。文学が必ず避けようとする俗なところをなぜか追及している、掌編小説なんです。
 
 
印象深い童話は毒があるのが特徴だと思うし、これは現代でも絵本として人気になったりしても、ひとつもおかしくないような気もするんです。不思議な読後感でした。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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