赤いろうそくと人魚 小川未明

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今日は小川未明の「赤いろうそくと人魚」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
小川未明はとても有名な童話作家です。読んだことが無い方はぜひ読んでみてください。大人でも読める童話じゃないかと思います。神道ものの物語でよく登場する「神様」とか「おまもり」とか「豊漁祈願」というようなものが描かれています。風景描写が秀逸だなあと思うんですが。美しいイメージが広がる童話です。


人魚をまるで我が子のように育てる大人が居て、漁師町が栄えているんです。しかし話の途中から、人魚を檻に閉じ込めたがる奴隷商人が登場するんですが、これにだまされて人魚を排斥してしまったとたんにいろいろと不都合が出てくる。人魚と言うのはつまり、自然界に生きるものたちを代表しているように思えます。工場の汚染水によってかつての水俣では猫が病に侵された。猫が生きられない社会はつまり、我々も生きられない社会で、そういう自然環境と町との関係性が美しく描かれているように思えます。滅ぶという描写もどこか美しい童話です。記憶に残りやすい話だと思います。
 
 


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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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