痴人の愛(11〜12) 谷崎潤一郎

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今日は谷崎潤一郎の「痴人の愛」その(11〜12)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
漱石以後の近代文学でいちはやくフェティシズムを展開したのは、谷崎が代表的なんじゃないかと思うんです。本文、こう書いています。
 
 
  しかるに綺羅子は、意外なことに、踊って見ると実に軽いものでした。体全体がふわりとして、綿のようで、手の柔かさは、まるで木の葉の新芽のような肌触りです。
 
 
譲治とナオミはダンスに夢中で、さまざまな友人たちと軽やかに付きあいつつ、楽しい日々を送っているんですが、そのきらびやかな集まりのあとに、なぜか恋人をうとましく思ってしまう。すてきなことをしているはずなのに、祭りのあとのような状況で、暗く落ち込んでしまう。たしかに誰もが経験する奇妙な出来事なんですけど、こうやって顕在化させて描かれていると、驚きがありました。
 
 
結婚したころナオミは奥ゆかしかったのに、だんだん派手で贅沢で、小悪魔的ないじめっ子になってゆく……。譲治はその幼い妻に翻弄されているんです。やっぱり文章が流麗なので、読んでるだけで楽しいです。
 
 

 
 
こちらのリンクから全文読めます。(縦書きブラウザの使い方はこちら
http://akarinohon.com/letters/chijinno_ai06.html
(約30頁 / ロード時間約30秒)
iPadやノートPCなどに対応した、シンプル表示の縦書きテキスト版はこちら
 
 
 
 
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