こども風土記 柳田國男(9)

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今日は柳田國男の「こども風土記」その9を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
「オモチャあそび」ってじつはむかしは「モチャあそび」に「お菓子」とか「お芋」とかと同じで「お」をつけて「おもちゃ」になったわけで、「モチヤソビ」という言葉があったそうなんです。えっ! 「モチャ」なんて知らないと思ったんですが、たしかにそういえば「オモチャにする」という文章は「もてあそびものにする」という意味で「モチヤソビ」というのはしらないことはなかった、欠片だけ知っていた言葉だなあと思いました。
 
 
なぜオモチャが発展したか、その謎も記されています。子どもがハサミとか包丁とかに興味を持たないように、代わりにこう、水鉄砲とか人形とかをあらかじめ用意しておいて、危険から遠ざける意図があって、オモチャ業界は現代にまで続いて発展してきている。
 
 
で、柳田國男によれば、オモチャの原形は、農具や仕事道具のミニチュアが多かった。判るなーそれと思いました。今ネットでSNSとかブログとかスマホとか、中心的なものごとのミニチュア化されたものを自分たちは好んでいるわけで、昔も今も人間の嗜好はそんなに変わらないんだろうなとか、思いました。
 
 
売りものとしてのオモチャの起源は、やっぱりどうも、神社のおみやげから日本はスタートしたらしいです。とうじの神社のおみやげというのは、参拝のあとに神社からもらったはこのことだそうです。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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