林の底 宮沢賢治

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今日は宮沢賢治の「林の底」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
かつて鳥はみんな白かった、というウソを言いはじめるふくろうの話しなんですけど……宮沢賢治の物語にしては、ずいぶん落語っぽい短編なんです。けれどもやっぱり「銀河鉄道の夜」や、「どんぐりと山猫」という物語の気配が底のほうに隠れているように思います。「猫の事務所」の…………
 

四番書記は竃猫かまねこでした。
竃猫といふのは、これは生れ付きではありません。生れ付きは何猫でもいいのですが、夜かまどの中にはひつてねむる癖があるために、いつでもからだがすすできたなく、殊に鼻と耳にはまつくろにすみがついて、何だかたぬきのやうな猫のことをふのです。
 
という一文を思いだしました。「林の底」では、いろんな鳥の色彩と模様について論じられるんですが、動物はどうして、ああいうように美しいんだろう、という感覚を思いださせる物語でした。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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