あたらしい憲法のはなし 文部省

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今日は「あたらしい憲法のはなし」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは戦後すぐに、国家が国民に対して何を指示したかということを理解するための資料として読めるかと思います。当時の中学1年生が理解できるように書かれた憲法の話です。
 
 
戦後すぐに、憲法に関して発言しその後亡くなられた文化人たちの記録を読んでいると、国民は国家に対して激しく怒っている、ということが判ります。宮本百合子の、新憲法と戦争についての記述は特に、読んでいてこっちが恐ろしくなるほど、国家に対して怒っています。憤りすぎたから、若くして亡くなられたんじゃないかと思うほどです。
 
 
しかし一方で国家側に居た人々も、戦後すぐにものすごい情熱を持って新しい平和教育をやっていこうというのを感じます。国の組織と言うのはとんでもない義務感を持ってことにあたっているんだなと言うのが判ると思います。この「あたらしい憲法のはなし」は、平和主義国家が出来た、初動の段階での思想が理解しやすいかと思います。
 
 
 
この本には、こういった記述があります。

國際平和主義をわすれて、じぶんの國のことばかり考えていたので、とうとう戰爭をはじめてしまった

これを読むと、原発災害が起きた直後に、野田首相がベトナムやトルコやヨルダンに対して危険な原発を売る約束を次々に取り交わし、今世界中の市民たちから反対運動を起こされ、国際社会の不安を煽っているのはまさに、戦時中の「国民無視と他国侵略主義」に通ずるところがあるのではないかと感じます。海外に危険な原発を売るのは、まさに「自分たちの利益しか考えていない」。今の政府は、戦時体制なのか戦後体制なのかと言えば、戦時体制との共通点があまりにも多いと感じます。
 
 


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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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