金魚 豊島与志雄

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今日は豊島与志雄の「金魚」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。


今日は豊島与志雄の「金魚」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。さいきんちょっと時間が無くて、あまり詳しく本を紹介できなくてすみません。これは、実話を書いた、ごく短い物語なのですが、かなり怖いです。純粋な怪談より怖いですよ。事実しか書いていないので、よりいっそう怖い。想像するだに怖い。これは完全に怪談です。りっぱな怪談です。
 
 
涼しくなると言うよりも、寒気がするというかなんというか。怪談に、するつもりがないもののほうが、かえって怖い。「まんじゅうこわい」という落語じゃ無いですが、この話はこわい。後悔先に立たずと言いますが、これは読まないほうが良いと思います。金魚を見るのが怖くなりますから。こわい話が苦手な人は、ぜひとも読まずに立ち去ってください。
 
 
ところで、この世には、絶対に読んではならない、恐ろしすぎる怪談というものがあるそうなのです。これを読むと恐ろしさのあまり血の気が引いて、寒気でガタガタと震えてそのまま震えが止まらず、深夜に冷え切って死んでしまう、という怪談があるんです。ほんとうですよ。それは「牛の首」という題名の怪談なのだそうです。こちらのリンク先でその話を読めますが、「牛の首」は、最後まで読んではいけない。ぜったいに、最後まで読んではならない。
   


 


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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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