長崎の鐘 原民喜

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今日は原民喜の「長崎の鐘」を公開します。
「長崎の鐘」というのは、医師の永井隆という方が、1945年8月9日の長崎原爆について書いた随筆のことです。今日紹介するのは、広島の作家である原民喜が書いた、その作品についてのごく短い随想です。
 
 
広島では8月6日後にも自然災害や飢餓や原爆症の危機が訪れ、戦争のもたらした苦はいつまでも終わらなかったのですが、原民喜のこの随筆に《戦争は終わったのだという感動が、それからまもなく「夏の花」を書かせたのだ》という記述があって、それがとても重い言葉として感じられました。原民喜は原爆が落とされたこの地球上においては「戦争は人類の自殺行為にしかならない」と説き、永井隆の「長崎の鐘」についてこう記しています。
 
 

    僕はこの書物が一冊でも多く人々によつて読まれ、一人でも多く「戦争をやめよ」といふ叫びがおのおのの叫びとなつて反響することを祈る。
 
 
原爆に関する文学を探している方はぜひ、永井隆の「長崎の鐘」と、この原民喜のごく短いエッセーを併せてお読みになってください。
 
 
 


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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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