晶子詩篇全集(10) 与謝野晶子

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今日は「晶子詩篇全集」その10を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回の詩篇を読んで、詩からはじまる何か、というのを想像しました。「肖像」という詩を読むと、これはどうやら与謝野晶子本人も意識的だったようです。ここからなにかが生まれそうだという予感を持ちながら詩作していたんだろうなあと思います。偉大な詩人から着想を得てニーチェは哲学書を書いたのだ、とか、詩集を読んで作曲したとか、そういう大きなインスピレーションを与えた、ということが詩人を紹介する本によく記されているのであります。現代画家もアイディアを得るために本棚の詩集を開くのです。
 
 
アウギユスト、アウギユスト、
わたしの五歳になるアウギユスト、
おまへこそは「真実」の典型。
おまへが両手を拡げて
自然にする身振の一つでも、
わたしは、どうして、
わたしの言葉に訳すことが出来よう。
 
 
与謝野晶子はこの詩篇で、赤ん坊のアウギユストの美しさを歌っています。
 
 
おまへは一瞬ごとに
神変(しんぺん)不思議を示し、
玲瓏(れいろう)円転として踊り廻る。
 
 

 
 
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[yosanoakiko]






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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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