今日は「晶子詩篇全集」その15を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
これは戦争について描かれた詩篇が含まれています。有名な詩なのですが、難解だと思いました。
与謝野晶子は前回、「戦争」という詩にて
大錯誤(おほまちがひ)の時が来た、
赤い恐怖(おそれ)の時が来た
と記し、また非人間的なるものと戦わねばならないと述べられ、今回の詩では肉親のいのちこそ大切にされなければ、という思いについて詩に描いています。貧困対策についての活動を続けておられる方が、一人の命が守られると言うことは、その周りに居る多くの人々の生活が安定するということでもあるため、困っている一人を全体が支えると言うことが、経済上の問題においても大きな価値を生んでいる、と述べられていたのを思い出しました。
与謝野晶子の詩は、当時の恐怖を、和らげるように描かれていると思います。
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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