みだれ髪(1) 与謝野晶子

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今日は与謝野晶子の「みだれ髪」その1を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。

今まで与謝野晶子の詩篇を紹介してきたんですが、これはとても若い頃に書かれた有名な歌集です。文学の素人のぼくにはけっこう難しい内容に思えたんですが、これはぼくだけなんでしょうか。2回3回と読み直さないと意味が頭の中になかなか入ってこないです。調べてみたところ、これには現代語で翻訳した本もけっこう出版されているようです。有名な文学者の方は、こういうかなり古い言葉の伝えている意味を、さっと感じ取れるのかなあすごいなあと思います。外国語の本を、楽しい読み物として感じられるようになると、文学の奥深さが判るようになる、という話があるんですよ。ぼくは電子辞書が無いと英語も読めないのでそれが判らないんですが。与謝野晶子の歌集を、パッと読んでちゃんと判るようになりたいなあと思います。
 
 
素人でもこれを現代語訳して楽しんでいる人がインターネット上にけっこう居たので、ぼくもやってみようと思います。

原文  髪五尺ときなば水にやわらかき少女ごころは秘めて放たじ
 
訳   長い髪をすすぎ流して柔らかい少女の気持ちは秘められたまま

原文のほうが読みやすいというのはどういうことでしょうか。
しかし、次の原文は現代語に読み直さなくてもそのままきれいに読めますね。京都の清水寺へ向かうときに祇園の町を通っていて、月夜の中で逢う人がみんな美しいと。

清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき
 
あと、「女の柔肌の熱き血潮に触れても居ないのに、なにかそれらしいことを言うなんてそれでも君は男か」と与謝野晶子が言うのですが、これも原文でそのまますっと理解できました。

やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君
 
 
 
けど、これはけっこう難しいように思いました。
 
 
歌にきけな誰れ野の花に紅き否むおもむきあるかな春罪もつ子
 
 
いったい誰が、野の花が赤いことを否定するでしょう、というところまでは判ったのですが、その先が判りません。罪を持つ子や私たちも、その生を封じられるいわれは無い、という歌でしょうか。むずかしいから、もっと読んでみたくなる作品だと思います。だいたい10数回に分けて紹介してゆきます。
 
 

 
 
こちらのリンクから全文読めます。(縦書きブラウザの使い方はこちら
http://akarinohon.com/center/midaregami01.html
(約5頁 / ロード時間約30秒)
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