ゲーテ詩集(3) 生田春月訳

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今日は生田春月訳のゲーテ詩集(3)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ゲーテは、かなり深刻な内容の小説を書くんですが、今回の詩はそうではなくて、まさに明るいメルヘンそのものという印象の詩です。こんなに明るいことを書くのかとびっくりしました。この前読んだゲーテの評伝によれば、ゲーテはとにかく稼ぐこととお金をしっかりと使うことを後続の人たちに説いていて、おもしろかったです。ゲーテは稼げるときにしっかりと稼いでおくように、って書いてるんです。それで自分の能力を高めるためにはお金と時間をおしまないように、と言っているんですよ。おやごさんの金であっても、学ぶためにはお金と時間を使って良いんだとか。どういうようにお金を使うかというと、その時ゲーテが言っていたのは、物書きに対してクラシックオペラをちゃんと見に行けと書いていました。すごい古典に接しなさい、って書いてるんです。ぜいたくな文学者というか成功者ゲーテというか、ゲーテの話がけっこうおもしろいんですよ。
 
 
菩提樹のしたに遊んでゐる
子供のむれに行きあふと
直ぐにみんなは浮かれ出し
鈍い小僧も歌ひ出し
かたい娘も踊り出す
わたしの笛の音につれて
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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