今回は知識0から古典を読んでゆく方法を幾つか紹介してみます。源氏物語を読みはじめるには、どういう方法があるかを調べてみました。
■紙の本をインターネットから買う
お金に余裕がある場合はamazonや紀伊國屋書店で紙の本を買うのがやはりいちばんだと思います。本屋を検索する場合はこちらをご覧ください。
■図書館を使う
カーリルというサイトで、近所の図書館でなにが借りられるかを調べることが出来ます。図書館情報はこちらをご覧ください。
■電子機器で読む
iPadやタブレットやKndlefireHDで、本を読むという方法があります。
iPadの場合、無料ツールが3つあります。i読書やkinoppyやkindleアプリの3つがオススメです。タブレットの場合、A・文庫やkinoppyやkindleアプリの3つがあります。
パソコンを使って読書する場合は、明かりの本を使うか、えあ草子青空図書館を使うか、Ommwriterを使ってみてください。これらは、機械さえあれば、古典の読書は全て無料なんです。有名な古典が1000冊ほど読めます。
明かりの本で源氏物語を読むにはこちら。
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/01kiritsubo.html
(約5頁 / ロード時間約30秒)
■評伝や解説本を手に入れる
また、源氏物語などのやや難読な古典を読みはじめるには、評伝や解説本を同時に読んでいったほうが楽しく読めると思いました。朝日新聞社の「週刊 絵巻で楽しむ源氏物語」や、紫式部 人と思想や、王朝の雅 源氏物語の世界や、源氏物語 (岩波現代文庫) 大野晋著などがオススメです。大野晋氏の評論は深い内容が判りやすく記されていました。
■漫画で読んでみる
それから、古典は難しすぎてイメージが湧かないという場合は、先に漫画を読んで「だいたいなにが書いてあるか」を理解してから、原文を読んでゆくという方法があると思います。ぼくはこの漫画を読んでから、与謝野晶子訳の源氏物語を読み進めやすくなったんですよ。知識0のぼくにとっては、漫画はけっこう役に立って良いです。若い人には「本当は萌える!源氏物語」がオススメかもしれません。あとこの映画もいいかもです。
■現地へ行ってみる
源氏物語ミュージアムというのが京都駅からわずか30分くらいで行ける場所にあります。ここの図書室はかなりオススメです。
知識やお金が無くても、時間さえあれば古典をたのしむことが出来ます! 万葉集の舞台になった葛城とか、古事記の舞台となった出雲だとか、奥の細道の旅路とか、日本中にいろいろあると思います。以上です。
明かりの本は新サイトに移行しました!
URLの登録変更をよろしくお願いいたします。
明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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