京に着ける夕 夏目漱石

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今日は夏目漱石の「京に着ける夕」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。

夏目漱石が、京都の冷え込むような静けさについて書いています。夏目漱石は、あの正岡子規と一緒に京都旅行をしたそうです。京都です京都。漱石の立ちよった糺の森って、こういうところです。子規と見た、ぜんざいの赤い大提灯の記憶を記しています。本文こうです。
 
 
  子規と共に京都のよるを見物に出たとき、始めて余の目に映ったのは、この赤いぜんざいの大提灯である。この大提灯を見て、余は何故なにゆえかこれが京都だなと感じたぎり、明治四十年の今日こんにちに至るまでけっして動かない。ぜんざいは京都で、京都はぜんざいであるとは余が当時に受けた第一印象でまた最後の印象である。子規は死んだ。余はいまだに、ぜんざいを食った事がない。
 
 
夏目漱石が、京都は1000年経っても変わらない古都だ、と言ったとおり、探してみると、今でも京都は、伝統的な町並みや文化が残っているのであります。




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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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