

今日は生田春月訳のゲーテ詩集(5)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
自欺ということばの読み方が判らなくて辞書で調べました。じき、と読むそうです。自己欺瞞を略すと、自欺なのだそうです。ちょっと現代では使わないことばです。「おまえは自欺におちいっている」って言われたくないなあ、と思います。あんまり聞きたくないことばです。いつわりから遠いところに、美しい娘が居る、という詩のことばになにかハッとしました。「いろんな姿に身を変えて」という詩は、語り手が様々な夢想をする詩なのですが、小説の「ファウスト」と関係性のある詩だなと思いました。ゲーテの最大の傑作「ファウスト」ではより重厚に老翁が生まれ変わってゆく、という物語が描かれています。
羊のやうに素直になれたなら
獅子のやうに強くなれたなら
山猫のやうな眼をもてたなら
狐のやうにずるくなれたなら
羊のやうに素直になれたなら
獅子のやうに強くなれたなら
こちらのリンクから全文読めます。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
http://akarinohon.com/center/goetheanthologie05.html
(約5頁 / ロード時間約30秒)
モバイル対応テキスト版はこちら
・top pageへ ・図書館リンク ・本屋マップ ★おすすめ書籍
Similar Posts:
- ハイネ詩集(31)
- ハイネ詩集(5)
- ハイネ詩集(45)
- 智恵子抄(5) 高村光太郎
- ハイネ詩集(3)
- ハイネ詩集(22)
- ハイネ詩集(11)
- ハイネ詩集(19)
- 痴人の愛(5〜6) 谷崎潤一郎
- 破戒(5) 島崎藤村
- それから(5) 夏目漱石
- ハイネ詩集(21)
- ハイネ詩集(37)
- 吾輩は猫である(5) 夏目漱石
- 智恵子抄(15) 高村光太郎
- 坊っちゃん(5) 夏目漱石
- こころ(5) 夏目漱石
- ハイネ詩集(6)
- 門(5) 夏目漱石
- ハイネ詩集(47)
- 卍(まんじ) 谷崎潤一郎(5)
- ハイネ詩集(4)
- 陰翳礼讃(5) 谷崎潤一郎
- ゴリオ爺さん(5) バルザック
- 彼岸過迄(5)停留所(後編)夏目漱石