風景観察官 宮沢賢治

今日は宮沢賢治の「風景観察官」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
明けましておめでとうございます。2016年の元旦です。これは賢治の詩集『春と修羅』の中の一篇です。
 
 
ごく短い詩なので、ぜひ読んでみてください。自然界の中に、植物のほうに、生の手本がある、ということを思いながら賢治の詩集をいくつか読みました。春と修羅の、全文はこちらです
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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飢餓陣営 宮沢賢治

今日は宮沢賢治の「飢餓陣営」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
えーと、毎年正月に宮沢賢治の作品を読むということを最近やっているんですが、今回は、ちょっと正月っぽく無い作品を読んでみることにしたので、年末に紹介することにしました。これは、賢治が生前に唯一、いろんな人へ向けて上演した演劇の物語で、子ども向けの作品なんですが、じつにユニークなものです。戦争と飢餓のことを、バナナの勲章というおかしな設定で描いています。
 
 
「飢餓陣営」が発表されたのは1922年(大正11)ですが、その20数年後には、じっさいにおおきな飢餓が広まってゆく時代になります。当時の大日本帝国の兵士の死因の半分以上が飢餓であったという学説もあって、この問題は「第二次大戦を食糧から分析する」『戦争と飢餓』という文章が参考になるかと思います。
 
 
それにしても、賢治の作品は独自の視点の物語だと思います。農に生きる人のまなざしで、未来の危機について描こうとすると、こういうことになるんだなあと思いました。子ども向けの物語ですが、とてもおもしろい作品です。興味がありましたら、大人の方もぜひ読んでみてください。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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銀河鉄道の夜 宮沢賢治

今日は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今日は七夕なので、宮沢賢治の銀河鉄道の夜を再録してみました。子どもの頃に読んだことがあります。今回もう一度読んでみました。
 
 

 
 
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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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祭の晩 宮沢賢治

今日は宮沢賢治の「祭の晩」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは宮沢賢治の童話で、日本昔話みたいな話なんです。ぼくはこの作品を今回初めて読みました。こういう童話も書いたんだと思いました。豊かさを手に入れることの魅力を描いています。自然描写が美しいです。山男の存在感がすごいんです。
 
 

 
 
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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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序 宮沢賢治

今日は宮沢賢治の「序」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
明けましておめでとうございます。2015年の元旦です。
 
 
これは宮沢賢治がはじめて児童文学の本を、出版したときに、書いた文章です。繰り返し読みました。宮沢賢治の作品が好きな方は、ぜひ再読してみてください。賢治は他に、詩集「春と修羅」を出版しています。
 
 

 
 
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蜘蛛となめくじと狸 宮沢賢治

今日は宮沢賢治「蜘蛛となめくじと狸」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは賢治の童話の中でもっとも明確にこわいお話です。正式な競技ではなく、おそろしい競争をしてしまったものたちが描かれています。賢治の童話ではほかに「どんぐりとやまねこ」などがあって、ぼくはこの童話の、主人公が旅をしていってさいご帰路につくところや、どんぐりの間の抜けたところや、やまねこの存在感が、なんど読みかえしてみても好きです。
 
 
「蜘蛛となめくじと狸」は、完璧なディストピア童話で、ちょっと読みがたいような内容でお薦めできないんですが、賢治は、闇雲な争いが引き起こす惨事について童話に描き出しています。ほとんど妖怪のようになったおそろしい生きものたちのお話です。
 
 

 
 
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谷 宮沢賢治

今日は宮沢賢治の「谷」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ダンテ煉獄篇にて、谷の描写があまりにも美しかったので、日本の文学ではどういうように描かれているだろうと探してみました。
 
 
宮沢賢治は、花巻の北上川をイギリス海岸と名付けて遊泳の遊びを広めたり、岩手山の登山をくりかえして、鉱物や植物などの自然観察に熱心でした。賢治はこの童話で、きのこをたくさんとれるとわかった少年の心情を通して、こんな一文を書き記しています。
 
 
 次の朝早く私どもは今度は大きな籠を持ってでかけたのです。実際それを一ぱいとることを考へると胸がどかどかするのでした
 
 
子ども用の物語ですが、大人の方もぜひお読みください。
 
 

 
 
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