戦争責任者の問題 伊丹万作

今日は伊丹万作の『戦争責任者の問題』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
これはいままさに読んでおくべき評論文ではないかと思います。基本的な考え方をはっきりと記してあるので、どのような思想を持つ人であっても読むと納得のゆくところがあるのではないかと思います。




要点を少し説明しておきます。
伊丹万作氏は戦後、積極的に戦争へと向かわせたメディアの担い手としての犯人は誰か、という犯人探しの活動を繰り広げた、という誤解をされたことからこの評論文を書きはじめます。伊丹万作氏は当然戦争犯罪の責任者では無いのですが「私が人々をだました映画制作者であるとして」というところから思索をはじめています。
 
 

「戦争の期間を通じて、誰が一番直接に、連続的に我々を圧迫しつづけたか」と言うと、日常生活の中に居る身近な人同士が、お互いに苦しめあわなければならなくなっていたと伊丹万作氏は述べています。

私たちが知らない困難な時代について、私たちがそれを少しずつ学んでゆくということは、私たち自身の未来に聳える壁をより明確に捉え、それを克服してゆく手助けとなるのではないでしょうか。





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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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