源氏物語 絵合

 
 
今日は源氏物語の絵合を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
絵合わせというのは、読んで字の如く、「絵を見せ合う」ということのようです。広辞苑を引いてみるとこう記されています。

えあわせ【絵合】 ヱアハセ
物合(ものあわせ)の一。左右に組を分け、判者を立て、おのおの絵や絵に和歌を添えたものを出しあって優劣を競う。平安時代、貴族の間で行われた。
広辞苑 第五版 (C)株式会社岩波書店
 
 
冷泉帝は絵を好み、梅壺の女御の絵を愛好しました。
それで2つの勢力に別れて、絵画の競い合いとなる。2つの勢力というのがどういうものかを紹介しておきます。

1、梅壺の女御(光源氏の養女で冷泉帝の寵愛を受けている。のちの秋好中宮[あきこのむちゅうぐう]
2、権中納言[ごんちゅうなごん](=頭の中将[とうのちゅうじょう])と、娘の弘徽殿[こきでん]の女御
 
 
この帖で「泣かずにはいられない絵」というのが登場しますが、ぜひ見てみたいですね。どんな絵なのでしょうか。

  
前回のあらすじ(wikipediaより)
 
光源氏29歳の秋の話。源氏が帰京した翌年、常陸介(元伊予介)が任期を終えて、妻空蝉と共に戻ってきた。石山寺へ参詣途中の源氏は逢坂関で、空蝉の一行に巡り会う。源氏は懐かしさに空蝉の弟右衛門佐(元小君)を呼び寄せ、空蝉へ文を送った。その後も二人は文を交わしたが、やがて常陸介が亡くなり、一人残された空蝉は継子の河内守(元紀伊守)の懸想を避けて出家した。 
 
 
 
 



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登場人物表

[genjimonogatarilinkshuu]
 
 






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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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