レ・ミゼラブル(5) ユーゴー

 
今日はビクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル 第一部 ファンティーヌ』
『第五編 下降』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 

このレミゼラブルは5部の構成になっています。第一部の主人公は「ファンティーヌ」です。第一部第3編に初登場した、4人の美しい少女たちのうちの一人です。本文にはこんなことが書いてあります。

・賢いのと分別があるのとは別である。ファンティーヌは賢い女であった。ファンティーヌの愛は、最初の愛であり、唯一の愛であり、誠ある愛であったと。
ファンティーヌは、いわば民衆の奥底から花を開き出したともいえるような者の一人であった。

・彼女は生活のために働いた。彼女はトロミエスを愛した。

 で、トロミエスというのが三十歳のいいかげんな男で、しわがよって歯が抜けていて、頭がハゲかかっているんですが、快活な態度なので女にもてる。ファンティーヌは女4人と男4人でピクニックに出かける。これ、フランスの現代映画とかで何度か見たことのあるシーンですよね。第3編は現代フランスっぽい話になっています。ファンティーヌは恋をして、笑って、最後に泣いてしまう。


 第4編で、ファンティーヌは子育てや工場での労働に疲れ切っていて、かつての可憐な印象を失っています。ファンティーヌは字を書けないんです。それで上手く働くこともなかなかできない。
 それからのちの主役となる少女コゼットも、第4編で生まれてますね。ファンティーヌの娘であります。


 
 



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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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