馬鹿七 沖野岩三郎

 
今日は沖野岩三郎の童話「馬鹿七」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
僕は古い本でこっけいだと感じたことはあまりないんですが。これはすらすら読めるんじゃないかと思います。そんなばかなということが書いてある。落語の雰囲気があります。落語は道徳に対するカウンターカルチャーで、けっこうむちゃくちゃなことを言っている。それで笑う。スッキリして帰る。ホラー映画と似たような方法論でやっているように思えます。落語は盛り上がっているキーワードそのものを切り取るとむちゃくちゃなことが書いているんですけど、声や表情や周囲の観客のゆったりとした気配と一緒にして見るととても穏やかだ、というのが不思議です。一箇所を切り取るとひどいんですけど、全体を見るとずいぶん落ち着いている。


これは馬鹿な気分になって読める童話です。馬鹿に明るい男「馬鹿七」が主人公で、タヌキがいっぱい出てきます。
 



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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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