KからQまで 寺田寅彦

今日は寺田寅彦の「KからQまで」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
これ、ちょっとみじかいエッセーなんですよ。寺田寅彦は基礎的な学問の土台がすっごくあって、しかも話す内容が判りやすくて奥深いので何度も読みたくなります。寺田寅彦の「日本人の自然観」とか、再び読んでみました。
  
 
どうも、ぼくは評論文というか随筆というかエッセーを読むのが好きで、きのうひさしぶりにガンジーの「剣の教義」というのを読んで、もっとも避けるべきは、怯懦におちいることなんだよなあ、とか思っていました。ガンジーは徹底した非暴力主義で革命を成功させたんですが、暴力の問題よりももっと注意すべきは、「暴力におびえて怯懦におちいってはならない」ということで、革命を成功させた人間らしい考え方が記されています。
 
 
寺田寅彦は、すぐそばにある危険性について論じています。言葉をとても正確に用いている寺田寅彦が、言語や論理の不完全性を説いているのが印象に残りました。他にもいくつも取り留めの無いメモが含まれているのですが、寺田寅彦が、不調の絶頂にある者にとっての「楽しみ」について言及しているのが力強くてかっこいいと思いました。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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