ゲーテ詩集(12) 生田春月訳

今日は生田春月訳のゲーテ詩集(12)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
詩の中に蝶が登場するんですが、蝶にたいする不可思議な夢想というのは、けっこう万国共通なんだなと思いました。荘子が語った「胡蝶の夢」ともやや共通する詩です。自然と動物に対する感情移入について、ゲーテと荘子はどこか似ているところがあるんですが、ゲーテの独自性というのは異性に対する恋愛感情を美しく歌いあげたところにあるように思えました。
 
 
わたしは息が絶えたとき
蝶のすがたに身を変へて
楽しい時を送つたあのなつかしい処へと
ひらひらと飛んで行く
牧場をぬけて泉水の方へ
丘をめぐつて森越えて
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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