ゲーテ詩集(17) 生田春月訳

今日は生田春月訳のゲーテ詩集(17)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ゲーテは、友人にたいしてこういうことを言ったことがあるそうなんです。「悪用されかねない最先端の哲学を広めるよりも、自然の魅力について人々に伝えた方が意義があるんじゃないか」今回の詩はまさに直球勝負で自然界の魅力を書いています。
 
 
何ヶ月か前のことなんですが大雨の日に、このまま天候が悪化すると泥土と泥水が浸入するんじゃないかとかいう心配が生じて、あ、やっぱり自然って怖いもんなんだなと改めて思いました。
 
 
静かに夕やけの照つてゐるなかで
おまへが我々に親しく手を差出した時
壮麗な自然の膝もとで
よく拓かれた野の上で
愛する心にそつと被せかけられたその蔽ひを
おまへが取除けてくれた時のことを——
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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沈黙の塔 森鴎外

今日は森鴎外の「沈黙の塔」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
沈黙の塔、というのはこれは鳥葬をするための塔のことです。老衰や病や事故で亡くなった人の遺体を、塔の上に置いて、鳥にその体を葬ってもらうというものです。森鴎外の小説はやや難読の書で、1回読んだときにイメージが湧きにくいんですが、その小説の周辺事情を調べて、もう1度はじめから読み直すと、急に豊かなイメージが広がってくるんですよ。
 
 
この物語は危機的な事態について描いています。戦争時の芸術論のように読むことも出来ます。芸術や文化は危機に直面するための技術である、という話しを聞いたことがあるんですよ。森鴎外のこの小説はまさにそういう事態について描いています。
 
 
これは、wikipediaなどを調べてみると、どうも1905年の大逆事件についてかなり突っ込んで書いているものなんです。大逆事件というのは幸徳秋水が思想犯として死刑となって、その後いろんな本が×××の伏せ字になったり、出版を禁じられたり、作家や詩人が当時の日本のいちばん重要な方針にあわないという理由で逮捕される、というひどい状態になったんです。これにあらゆる文化人が抗議をしたんですよ。
 
 
軍人でありながら文学者であった森鴎外が、軍国化してゆく日本に対して、文学と思想に関する自由の意味を問うています。森鴎外はこう書いているんですよ。
 
 
 芸術の認める価値は、因襲を破る処にある。因襲の圏内にうろついている作は凡作である。因襲の目で芸術を見れば、あらゆる芸術が危険に見える。
 
 
ぼくはむかし、これの意味を取り違えて、「伝統も古典も日常も、なにもかもぶっこわせ」とか「過去のことは無かったことにしよう」というように考えてしまった気がします。そうでなくて、昔から続いてきたひどい仕組みである「因襲」を破って、これまでずっと続いてきたものをうまく機能するようにしないとダメなんだと今回読んでみて思いました。
 
 

 
 
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ゲーテ詩集(16) 生田春月訳

今日は生田春月訳のゲーテ詩集(16)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
このゲーテ詩集は、生田春月がすべて翻訳しているのですが、その翻訳者であり詩人である生田春月は、この詩集についてこう記しています。ちょっと長いですが引用しておきます。
 
 


ゲエテはつひに『私のゲエテ』となつた。今、この小さな詩集を世に出すに當つて、私はただナイイブな喜びを表白することよりも、より氣の利いた何事をも知らない。いかなる小さな著作といへども、それが世に現れる迄に、いかに多くの困難を克服したかを談つてゐると言つたブランデスの言葉を想起して、私は暴風の中を凌いで來た航海者の、港の入口で感ずるあの歡喜と安心とを禁じ得ない。

ポオプのホメロスの飜譯を贈られた英吉利のある貴族は『ポオプ君、これは大變結構だ、然しホオマアぢやないね』と言つたさうだ。私もまた『春月君、これは大變結構だ、然しゲエテぢやないね』と言はれるかも知れない。然し私はそれで滿足である。ゲエテをゲエテのままに示し得る人はゲエテの外にない。私はこの集に於て、ただ自分を示し得るのみであらう。これは『ハイネ詩集』の場合に於ても同樣であるが、ただ、ハイネにあつては、私はなほ或點までat homeであり得たし、また二人の間の懸隔がこれ程に甚しくはなかつたのであるが、ゲエテに於ては、私は宛もこの見すぼらしい姿でワイマルの宮廷にでも導かれたやうな當惑を覺えずにはゐられなかつた。それゆゑここに現れたゲエテはかの『ポオプのホオマア』の如く、また單に『私のゲエテ』に過ぎないのである。私はただそれがポオプに於ける如く『大變結構』でないことのみ虞れてゐる。

元來、詩の飜譯は獨特のものである。それは最も危險なる冐險の一種である。それは不可能を可能にせんとする努力である。それは既に一種の創作と見なすべきものである。常に粉本を横に見て詩作する或種の模擬詩人のそれよりも、より意義ある創作と見なすべきである。もつとも私は出來得る限りゲエテの世界に沒入しようと努めはしたのであるが。

ゲエテの詩は殆んど無數である。ここに集められたものは、然しその代表的なものである。




以上です。翻訳すると原文とはまたことなる詩が生まれるということなんだろうなあと思います。「愛する人に」という詩が好きになりました。

 

いま野に咲いてゐる春の花もこのわたしには
おまへより美しくはない
天使よ、おまへのゐる処にこそ愛もあれば幸福もある
おまへの処にこそ自然もある
 
 


 
 
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Kの昇天 或はKの溺死 梶井基次郎 文学壁紙

今日は梶井基次郎の「Kの昇天 或はKの溺死」と文学壁紙を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
Kという男の神秘的な幻想についての回想が物語の主軸です。以下の文章を壁紙にしてみたんですよ。しばらくこれをmacのデスクトップ画面にしていました。起動画面でひさしぶりに見るとギョッとする壁紙なんですよ……。



 影ほど不思議なものはないとK君は言いました。君もやってみれば、必ず経験するだろう。影をじーっと視凝めておると、そのなかにだんだん生物の相があらわれて来る。ほかでもない自分自身の姿なのだが。それは電燈の光線のようなものでは駄目だ。月の光が一番いい。何故ということは言わないが————

 
Kの昇天 或はKの溺死 梶井基次郎 文学壁紙 
文学壁紙  
ipad用(1024×1024) 壁紙 小(1024×768) 壁紙 大(1920×1200)


パソコンやipadの背景に使えますよ。
SNSで画像を使ったり、ブログ背景にするなど、個人利用オーケーです。ファイルを選択して右クリックボタンで「画像を保存」を選択すると、自由に持ち帰りできます。

 
 
梶井基次郎の「Kの昇天 或はKの溺死」はこちらからお読みください。
 
 

 
 
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ゲーテ詩集(15) 生田春月訳

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ゲーテの詩には、意外な展開というのが良くあって、それが華麗というかみごとで、強い印象に残ります。ゲーテは「人はいったいなにをすればいいのか」という問いを発しながら、これをすれば良いだろうか? あれをすれば良いだろうか? と問い続けて、じつは人はこういうもんだと、ひとこと言うんですよ。ゲーテ、うまいこと言うなあ、といつも思います。いや、例えがうまいんじゃ無くて、考え方が奥深いから感心するんだと思うんですが。
 
 
ゲーテの詩の中の「神々」という言葉を、現代日本で通じるように置き換えてみると、「世間」だろうかあるいは「仲間」なのか「世界」なのだろうか、などと空想していました。
 
 
あらゆる暴力に
敢然として抗つて
かつて身を屈せず
力強く構へてゐたならば
神々はおのづと
助けてくれる

 
 

 
 
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無人島に生きる十六人 須川邦彦

今日は須川邦彦の「無人島に生きる十六人」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これ、すごい小説らしいんですよ。というのもぼくはまだ、これを読み終えていません。しかし、前評判と言うか、すごい小説だと言う噂を知ってですね、それで調べてファイルを準備してみました。これは、ある有名な作家の方が無人島小説のベスト1として推薦する、冒険小説らしいんです。無人島ものの小説といえば、ジュール・ヴェルヌの十五少年漂流記や、あるいはロビンソン・クルーソーとかいろいろありますが、そのなかでもベスト1らしいんです。なにか、サバイバルもので良い小説が無いかなと思っている方は、ぜひこれを読んでみて下さい。冒険ものを書き続けてきた小説家が1番に推薦しているんだから、確実にアタリの小説ですよ。モチはモチ屋と言いますし。ぼくはまだ読み終えていません。最近ちょっと読書時間が確保できなくて残念です。人生に遭難したあとに、豊かな無人島で暮らしてみたい、という願望があります。三章からなる物語なんですが、1章目は遭難の章。2章目からはいよいよ無人島での生活がはじまります。
 
 
船が難破して大破し、ずぶ濡れで無人島に辿り着きながら、服を干した男たちは、こんなことを言うんですよ。
 
 
「服は、もう半分かわいている」
「ああ、さっぱりした」
 
 

 
 
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ゲーテ詩集(14) 生田春月訳

今日は生田春月訳のゲーテ詩集(14)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
「遠く離れてゐる人に」という詩を読んで、ゲーテはかなり正直に、嘘偽り無く思いを詩に昇華しているんだろうなと思いました。ぼくが少し思ったことをそのまま書いたら、寒々しくてまったく読めたものにならないと思うんですが、生前から成功者でありつづけたゲーテは、かなり正直に物事を書いている気がします。読んでいるだけでもなんだか良い影響がある気がします。はい。
 
 
それから、「憂愁」という詩に興味が湧きました。どういう事情でこれを書いたのか、どういう気持ちでこれを書いたのか、知りたいなあと思うんですが、手元にゲーテ詩集の解説書もないので、ただ空想していました。
 
 
いとしの薔薇よ、おまへは萎れてしまふ
わたしの恋人はおまへを持つては行かなかつた!
咲いてくれ、ああ!希望を失つたものに
苦痛に心を破られたものに!
 
 
「咲いてくれ、ああ!希望を失つたものに
 苦痛に心を破られたものに!」
という詩の一節を、だれかに朗読してほしいなあと思います。
 
 

 
 
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