ゲーテ詩集(14) 生田春月訳

今日は生田春月訳のゲーテ詩集(14)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
「遠く離れてゐる人に」という詩を読んで、ゲーテはかなり正直に、嘘偽り無く思いを詩に昇華しているんだろうなと思いました。ぼくが少し思ったことをそのまま書いたら、寒々しくてまったく読めたものにならないと思うんですが、生前から成功者でありつづけたゲーテは、かなり正直に物事を書いている気がします。読んでいるだけでもなんだか良い影響がある気がします。はい。
 
 
それから、「憂愁」という詩に興味が湧きました。どういう事情でこれを書いたのか、どういう気持ちでこれを書いたのか、知りたいなあと思うんですが、手元にゲーテ詩集の解説書もないので、ただ空想していました。
 
 
いとしの薔薇よ、おまへは萎れてしまふ
わたしの恋人はおまへを持つては行かなかつた!
咲いてくれ、ああ!希望を失つたものに
苦痛に心を破られたものに!
 
 
「咲いてくれ、ああ!希望を失つたものに
 苦痛に心を破られたものに!」
という詩の一節を、だれかに朗読してほしいなあと思います。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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