ゲーテ詩集(17) 生田春月訳

今日は生田春月訳のゲーテ詩集(17)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ゲーテは、友人にたいしてこういうことを言ったことがあるそうなんです。「悪用されかねない最先端の哲学を広めるよりも、自然の魅力について人々に伝えた方が意義があるんじゃないか」今回の詩はまさに直球勝負で自然界の魅力を書いています。
 
 
何ヶ月か前のことなんですが大雨の日に、このまま天候が悪化すると泥土と泥水が浸入するんじゃないかとかいう心配が生じて、あ、やっぱり自然って怖いもんなんだなと改めて思いました。
 
 
静かに夕やけの照つてゐるなかで
おまへが我々に親しく手を差出した時
壮麗な自然の膝もとで
よく拓かれた野の上で
愛する心にそつと被せかけられたその蔽ひを
おまへが取除けてくれた時のことを——
 
 

 
 
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。

ゲーテは詩心についてこう記します。



わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか

どんなに悩み、どんなに生きたかは

ここなる花輪の花となる

さうして老境もまた青春も

徳も不徳も集めて見れば

また捨てがたい歌となる






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