ゲーテ詩集(22) 生田春月訳

今日は生田春月訳のゲーテ詩集(22)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回の詩は、リリ(リリー・シェーネマン)との恋が中心になっているんですが、ゲーテがどういう人生だったのかを知らずに読んだので、詩の内容がいまひとつ判らなかったんですよ。それで今ちょっと調べてみたんですが、ゲーテはリリと結婚するつもりで居てそれで婚約までしていたんです。ところが両家の宗派上の違いなどからこの結婚が難航してしまうんですよ。それでリリーとゲーテは別れることになった。その後リリーにもゲーテにも良縁があったそうですが、ゲーテはこの出来事を詩に昇華しています。
 
 

 
 
また「亡霊の挨拶」という詩が好きになりました。古いお城の塔の上にりっぱな幽霊が現れて、こう告げるんですよ。
 
 
おれは半生を嵐のやうに過して来て
半生を安楽の中に送るのだ
そしておい、そこを行く人間の舟
進んで行けよ、いつまでも!
 
 
 
  

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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