ゲーテ詩集(45) 生田春月訳

今日は生田春月訳のゲーテ詩集(45)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
このゲーテ詩集はあと1回で終了です。このあと、森鴎外訳のゲーテ・ファウストを連続50回にわたって公開してゆきたいと思っています。今回の詩は、ギリシャ哲学者のなかでいちばんおもしろい樽のディオゲネスというのが詩の中に登場します。ディオゲネスは世間で好まれている地位や名誉や財産を好まず、子どものように無垢に生きることを重んじました。犬のように樽の中に住んで暮らしたそうです。こんな絵があるんですよ。

Diogenes  
 
こういう現代人も居ると思うんですよ。なんだか楽しそうな絵です。
 
  
ゲーテは記します。

苦痛のまじつた楽しみから
みじめな奴よ、元気づけ!
少女よ、おまへの爽かな胸に
苦痛は与へるな、ただ楽みだけを


 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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