ファウスト(6) ゲーテ

今日はゲーテの「ファウスト」その(6)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
前回、悪魔メフィストフェレスは老いた学者ファウストを酒場に連れてゆき、世間の喧噪を見せました。普通の人々には、この悪魔の正体を見ることは出来ない。メフィストフェレスは酒場で歌うんですよ。王様と蚤(ノミ)の歌です。それでありえないところに穴を開けて、そこから数々の酒を出すんですよ。その酒が燃える。それから突如、葡萄畑に瞬間移動する。現代のハリウッドでやったらどういうように魅力的に映すんだろうなあと思いました。
 
 
魔女狩りについてちょっと調べてみたんですが、15世紀から18世紀くらいまで、ちょうどゲーテのファウストが発表される前まで続いたものらしいんですよ。悪魔の術を使うという偽の情報によってヨーロッパ中で多くの方が処刑されてしまったらしいんです。前時代の因襲を捨て去るというような意識から、悪魔と生きることとなった主人公というのをゲーテが描こうとしたのかなあと思いました。




 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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