今日は柳田國男の「歳棚に祭る神」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
もうすぐ元旦なので、正月の随筆を探してみました。年棚というのは、家の中につくる、お正月の神様のための神棚のことです。くわしくはこちらの辞書を読んでみてください。
年神というのは、お正月の神様だそうです。これも辞書に記されているのでちょっと読んでみてください。柳田国男はこの年神をこう解説します。
歳徳神と名づけて弁天様の如き、美しい女神を想像する者もあるが、古風な東北の田舎などで、正月様と称して迎えたのは、高砂の能に出るような老男と老女で、左義長の煙に乗って還って行く姿が見えるなどともいった。
東北のある地域では、おじいさんとおばあさんのすがたをしている神様なのだそうです。知らなかったです。それからお正月の門松についてなんですが、木に神が宿るというように考えられてきて、門松ができたそうです。その由来を知ってみると、なにかそれが美しくみえるように思いました。
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
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