如何に読書すべきか 三木清

今日は三木清の「如何に読書すべきか」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
三木清は西田幾多郎に学んだ哲学者です。どうやって本を読むかと言うことが書いているんですが、それは読む習慣を持つと良いだろうと書かれています。短い単位でも良いので読むクセをつけると良いかもしれないと書いています。そういえば学生時代は電車で本を読むのがすごく好きでした。さらにちゃんと読んでゆくための方法が具体的に書いてあって参考になります。
 
 
ショーペンハウアーの読書論とも共通することが書いています。ただただ書いてあるものが真実だと思って、まるごと鵜呑みにして読んでゆくと、むしろ本を読まない人よりも、ものごとを理解する力が失われてゆくという危険性が示されています。やたらにのめり込んで本を読みすぎると、ちょー危ねーよ、と書いています。
 
 
それでじゃあどういうように本を読めば良いかというと、批評的に読む、ひいては自分で新しい考えを創ってゆく、ということが書いているのですが難しすぎて自分には無理かなと思いました。
 
 
自分の抱えている問題と比較して読む、とか現代と過去の違いを考えながら読んでゆくと、良いのかもしれないなと思いました。長い時間をかけて読み継がれてきた古典を読むと良いですとか、自分なりに発見をしながら読んでゆくといいですよ、と三木清は書いています。
 
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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