ラムネ氏のこと 坂口安吾

今日は坂口安吾の「ラムネ氏のこと」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これはごく短い随筆なんですけど、おもしろかったです。ラムネの玉を生みだした人はいったい誰か、という話しをしています。
 
 
小林秀雄と、島木健作と、坂口安吾と、3人がラムネと、ラムネー氏について話している。wikipediaといっしょに見ているとなんか、雑談に奥行きを感じました。
 
 
坂口安吾が書くと、ただ食いもののことを書いた随筆なのに、冒険小説のようになっているのがすごいなと思いました。落雷にあって密林にかけ込んで、長らく留まることになったその宿では、見たことも無いようなものを食わされ……。迫力がありすぎる随筆でした。坂口安吾は、ごくごく小さな領域の問題を解決し、安定的な商品としてまとめることができた男のことを、ラムネ氏と幻想的に呼んでいます。
 
 
バテレンが日本にやって来て、辞書を作る時に、「愛」という言葉の翻訳にひどく困った、という話を書いています。かつて日本で「愛」というと愛欲や不倫のことを意味した。それでアガペーのことを「御大切」と日本語で紹介することにした……。
 
 


 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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