作家と孤独 中原中也

今日は中原中也の「作家と孤独」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは短い随筆なんですけど、名文だと思います。詩人の随筆ってほんとなんかすごいんですよ。内容以前に文体が美しくて、繰り返し読んでしまいました。作家の顔は、青ざめている……のか、たしかにそうかもしれない、と思いました。
 
 
文章を書きつづけると、人体に物理的な害があるんでは無いかという、疑いをもっているんですけれども、どうなんでしょうか。デスクワークをはじめたころに、ちょっと体がいかれてしまって、これはおそらくそういう姿勢とか長い行為が、人体を衰えさせるんではないかと思ったことがあります。年をとったらますますそうで、運動と体操は、けっこう重大だなとか思っています。ぼくはインテリでも無いのに青ざめていて、それは知性も足りないのに体力も足りないと言うことで、そりゃイカンワと思いながら、散歩とか室内ラジオ体操とかをしています。
 
 
100年前と現代とで、ずいぶん変わったのは、インテリに長命の人が増えた、ということだと思います。芥川龍之介も太宰治も、小林多喜二も宮本百合子も、正岡子規も漱石も、活動の期間がやはりどうにも短いんですよ。ぼくは個人的には、芥川や小林多喜二が長生きしたときの、その作品を本当に読んでみたいです。
 
 
「作家と孤独」は、結びがとくに美しい随筆です。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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