ハイネ詩集(11)

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その11を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回、蓮の花が登場するんです。日本における蓮のイメージと、なんだか違う感じがする。そういえば印象派のクロード・モネが睡蓮の池を描いている。蓮と睡蓮はちょっとちがうんですけど。ハイネは蓮の花を、月夜が似合う美しい存在として描きだします。それからライン川のことを書いています。
 
 
おまへの顔さへ見てをれば/わたしはうれしい王様のやうに という男独特の感性を描きだした、恋愛の詩がちょっと生々しくておもしろかったです。今回のは、ハイネの魅力が詰まった詩なんです。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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フォスフォレッスセンス 太宰治

今日は太宰治の「フォスフォレッスセンス」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ぼくは今回はじめてこれを読みました。随筆のような、小説のような美しい掌編です。フォスフォレッスセンスというのは燐光という意味です。
 
 
前半部分の太宰治の言葉に、うっとりとしました。太宰はこう書き記します。
 
 
  私にはこの世の中の、どこにもいない親友がいる。しかもその親友は生きている。また私には、この世のどこにもいない妻がいる。しかもその妻は、言葉も肉体も持って、生きている。
  私は眼が覚めて、顔を洗いながら、その妻の匂いを身近に感ずる事が出来る。そうして、夜寝る時には、またその妻にえる楽しい期待を持っているのである。
 
 

 
 
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陰翳礼讃(10) 谷崎潤一郎

今日は谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」その10を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
谷崎潤一郎は光と反射と質感、そして和室の空気感について詳細に述べはじめるんです。暗闇でどうしてものが光るのか……。本文こうです。
 
 
  時とすると、たった今まで眠ったような鈍い反射をしていた梨地の金が、側面へ廻ると、燃え上るように耀やいているのを発見して、こんなに暗い所でどうしてこれだけの光線を集めることが出来たのかと、不思議に思う。それで私には昔の人が黄金を佛の像に塗ったり、貴人の起居する部屋の四壁へ張ったりした意味が、始めて頷けるのである。
 
 
金色は暗がりに包まれた和室にあって光を集めて「その照り返しは、夕暮れの地平線のように、あたりの闇へ実に弱々しい金色の明りを投げているのであるが、私は黄金と云うものがあれほど沈痛な美しさを見せる時はないと思う。」と書くんです。くらやみの室内を照らしだすからこそ黄金が貴ばれたのだ、と言うんです。
 
 
陰翳礼賛を全文は読まないけれど、ちょっと内容を知ってみたい方は、今回の10番目の随筆をぜひちょっと読んでみてください。
 
 

 
 
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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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ハイネ詩集(10)

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その10を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
  星ははるかの大空に
  何千年もうごかずに
  
 
で始まる詩がとても印象に残りました。ハイネは遠い地を夢みる詩人で、古里から異国へ旅だっていった、移住の詩人なんです。ハイネは、星と星が「ゆたかな、うつくしい言葉をはなし」あっていると詩に描くんです。その秘密はどの学者も知らない、と記します。
 
 
遠いところを描く詩人で、ハイネは自分の詩が日本語に翻訳されて遠い地で読まれていることを喜んだそうです。この翻訳家たちによって、あの宮沢賢治もハイネ詩集を愛読したんです。遠方に思いを馳せる詩人なんだと思いました。
 
 

 
 
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民藝の性質 柳宗悦

今日は柳宗悦の「民藝の性質」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
谷崎潤一郎の、美に関する随筆を読んでいるところなので、ほかでどのように美が論じられているかを今、ちょっと調べてるところなんです。民芸を中心に美学を専攻した柳宗悦はまず、美術の領域に於いて、個人と自由の重大さを説きます。
 
 
そしてこの個性と自由を重んじる美術家の成立から先、「美術と工芸」とに分離され、美術家と職人とに乖離していった状況を書き、そこから、アーツ&クラフトの語源について記しながら、この「美術家と職人」はそもそも近しい領域に居たものであることを示します。
 
 
美術家の発展は、個人主義や自由や非実用性を色濃くしてゆくところにあった。柳宗悦は、どうもそういう、個性と自由と非実用性だけが、美の基準では無いはずだ、と言うんです。たしかに現代でも、美術家として長く活動するためには、個性と自由と非実用性は有効な特徴だと思うんですが、しかしそれとはちがう美というのも当然ある。
 
 
現代で言うと、映画制作には個人主義や自由と無関係な集団行動が重大で、しかし作品自体は自由を拡げるものが多い。世界遺産の寺院建築にはあきらかに美があるんだけど、これも個性や自由とはあまり関係無い。
 
 
美術家としてひとり立ちするには、どうしても「個性と自由と非実用性」が大事になると思うんですけど、どうもそれが美術の中心じゃ無いぞと。柳宗悦は、こう記します。
 
 
  個人的性質は何も唯一の美の基礎とはならないのです。
 
 
それで、美術家が「個性と自由と非実用性」を重んじすぎたために、伝統の破壊や退廃を目指すものが増えすぎて、わけが判らない業界になってしまった。そういう一過性の流行に、みんな満足できなくなってしまった。もともとの美術は、もっと人間の生活に寄りそうものだった。それで柳宗悦は、これを「美と生活」が「離婚」しちゃった、と言うんです。言い得て妙だと思いました。本文こうです。
 
 
  美術の観念は美を実用性から隔離させました。このことは美と生活との離婚を意味しました。そうして一般の民衆と美との間柄を疎遠なものにしました。しかし中世紀以前のものを省みますと、かつては実用から深い美が生れたことを示してくれます。それらの時代の絵画も彫刻も音楽も皆宗教的実用性から発したものでした。純粋に美を追う美術ではなく、生活に最も必要なものばかりでした。それは人間の生活そのものを深め温める日々の伴侶でした。
 
 
それで、生活や実用性に密着した工芸や民芸に、おもしろさや美があるんだよと、柳宗悦は述べるんです。この文章が印象に残りました。
 
 
  民藝は民衆のために民衆の手で作られる日々の用具なのです。いわば生活と切っても離れぬ存在なのです。かかるものは普通の品であり、数も多く価も安い…………その質素な謙虚な性質の価値は見直されていいのです。
 
 
文学者や思想家の言葉よりも、日々の言葉、というものを連想しました。「質素なもの謙遜なもの無心なもの」そういうところに美が宿るんだ、と柳は言うんです。終盤の数行はそこまでの論説から乖離していて無理があるような気がするんですが、民芸の素朴さと美、そこに焦点を当てた柳宗悦のまなざしが興味深かったです。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
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陰翳礼讃(9) 谷崎潤一郎

今日は谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」その9を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
谷崎潤一郎は、絵筆を持たない画家であるかのように、実に独自な視覚について述べてゆくんです。今回は日本座敷の美について論じているんです。障子からもれる静謐な光について描いています。恐ろしささえ思い描かせる座敷には、陰翳の魔法がかかっている……と美しい文体で記すんです。
 
 
照明を隅々にまで当ててしまった場合、そこからもはや美が消失する……。西洋絵画で言うならボッティチェッリの『プリマヴェーラ』は陰と黒の描写が美しく、日本画は狩野派の金箔絵画のように、いっけん影が無いものばかりのようですが、それでも蕪村の『鳶鴉図』はまさに影と闇の色が全体の美を形づくっています。日本画では影をゼロにすることによって美を構成してきたんですけど、その中で現代日本絵画のような、陰翳の美を捉えはじめたのは誰からだろうか、ちょっと調べてみたんですけど、自分で判った範囲では、おそらく長谷川等伯こそがまずいちばんはじめに、木々の影で美を描きだした。それから、少し現代に入ると東山魁夷が森の奥に潜む青青とした陰を絵画に描きだしたんだと思いました。ちょうど現代の日本画家は、かつての日本美術が捉えてこなかった影を盛んに描いているんです。
 
 
谷崎潤一郎が「陰翳礼讃」を記したころから、日本美術が陰翳を主役にして描くようになった気がしました。じっさいにはそれより前の時代から急に、日本美術に陰翳が現れてきたんです。17世紀のレンブラントフェルメールの画集が日本に入ってきた時に、陰翳の描写に対する衝撃があったのではないでしょうか。
 
 
谷崎の描きだす陰翳の空間と、障子からとどく淡い明かりの描写が秀逸でした。陰翳が色濃く、障子の白がただひたすらに白いだけで、光としての力を持っていない。この力を持たない存在こそが、そこはかとなく幽玄で、瞑想的な美をかもしだしている……。ここでの谷崎の筆致が、なんともいえず凄いんです。

 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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ハイネ詩集(9)

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その9を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
萌え、という言葉は20年前くらいに使われ始めたようなんですけど、やはり近代文学でも「萌え」という言葉が用いられています。ちょっと調べてみると、古典で使われていた本来の意味は「きざす」「芽ぐむ」という意味で、現代で言われているような「登場人物への好意・恋慕」という意味は古典では出てきていないんですけど、じつは生田春月は、ちょうどその中間というか、どちらかというと現代用語としての「萌え」を先取りして記しています。
 
 
「春がやつて来ていろんな花がひらくとき」に「愛のおもひが萠え出した」と生田春月は訳します。現代アニメのイメージの先鞭を100年前につけていたのはじつはこの頃の近代文学の作者たちかもしれない……。このあと「いろんな小鳥がうたふとき / こひしい人の手をとつて / わたしは燃ゆるおもひをうちあけた」と続きます。ちょうど古典文学と現代アニメの中間の所にいるのは、ハイネと生田春月なのかなあ、と思いつつ読みました。
 
 

 
 
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