ハイネ詩集(57)

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その57を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
2018年6月18日に大阪の地震があって、その災害支援のボランティア募集の案内が、こちらのYahoo!ページから始まりました。ぼくはYahoo!募金に少額なんですけど、これにちょっとだけ参加しました。
 
 
今回のハイネの古い詩は、季節の移り変わりを描いた詩なんですけど、日本の俳句にも、季語を入れて、季節について表現をする。これは文学のすごい発明だなと、改めて思いました。
 
 
ハイネはドイツからフランス革命の時代のパリに移住して、やがて祖国ドイツから著作の発表を禁じられ亡命者のごとき人生になってゆき、心みだれる時期があっただろうと思うわけで、そこで詩をしたためた。いつ穏やかに書いたのか、いつ苦しみと共に書いたのか、不明なんですけれども……。
 

あゝ!わたしは知つてゐる、このすべての
やさしい夢がどんなに変るかを
どんなに冷たい雪の外套に
心も樹立も包まれてしまふかを
 
ほかにもこういう詩があります。恋の不安と未来への思いを描きだした詩なんです。
 
暗闇くらやみの中で盗む接吻きす
暗闇くらやみの中でかへす接吻きす
さうした接吻きすはどんなに楽しからう
まことの愛に心が燃えてゐるならば!
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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