白痴(12) ドストエフスキー

今日はフョードル・ドストエフスキーの「白痴」その12を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ガーニャの弟コォリャ(コーリャ)が前回から何度か出てきているんですけど、ガーニャと比べるとかなり良い奴で、話しは穏やかに進行する。
 
 
この小説には将軍が2人出てくるんです。実業家のエパンチン将軍と、ガーニャの父イヴォルギン将軍。イヴォルギン将軍は酒浸りで虚言癖がある。ナスターシャのことを「破廉恥の淫売婦」と言いつのり、なんども逢ったことがあると言うんですけど、これもぜんぶ虚言なんです……。まあ完全にヘベレケに酔っ払った将軍の言うことなので、誰も本気にはしておらず、主人公ムイシュキンは、この将軍と一緒に、ナスターシャに会いに行くことになる。
 
 
……のですが、やっぱり将軍はどこまでもウソしか言わないので、ナスターシャに逢うことが出来なかった。「胸の中に弾丸を十三も持った男」とか自分のことを言うんですけど、これもウソなんです。そこまで徹底してウソしか言わないのかと……。
 
 
で、しょうがないので主人公は、コーリャに頼んで、ナスターシャに会いに行くことにした。こんどは本当に、ナスターシャのところにたどりついた。ムイシュキンはどうしても、ナスターシャに今あっておきたい。なぜかというと……次回に続きます。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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