与謝野晶子詩歌集(39)

今日は「与謝野晶子詩歌集」その39を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
「いづこまで君は帰るとゆふべ野に」という歌が、とても幻想的な展開になっていてすてきでした。詩のほとんどは、鳥が語ったり老翁が語ったり赤ん坊が語ったり、死者が語ったりと、詩の話者が謎めいた他人であることが多いのですが、たまに作者がそのまま登場して作者の言葉として詩が記されていることがあります。今回のは100%与謝野晶子が晶子本人のことを語っています。というのも、詩の中に「晶子」という名が4回も登場するんです。不思議な詩で、今回、与謝野晶子はニーチェの『ツァラトゥストラはこう語った』を読んでいます。wikipediaの記事と同時に読んでみました。
 
 
「アウギユスト」という詩がそこはかとなく美しかったです。歴史的な詩人の詩の中にも、なんとなく描かれた作品と、真に迫るものとで、ずいぶん違いがあるのだなあと思いました。今回の詩篇はとてもお勧めなんです。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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