岩波書店が「3.11を心に刻んで」というウェブサイトを開設しました。
文化人三人が東日本大震災について述べています。
毎月11日に、更新されます。
くわしくはこちら
https://www.iwanami.co.jp/311/
重要な日付というのが人によってそれぞれあるのだと思います。
ある人にとってはなんということもない日付でも、ある人にとっては喜ばしい記念日であったり、悲しみの日付である人も居ます。
なにか忘れてはならないことがあった場合、その日付をよく覚えておいて、1年に1度、忘れずに振り返ってみる、ということが大切なことのように思えます。僕は記憶力が良くありませんから、5年10年と経つと、あった出来事をいつのまにか忘れてしまいます。とくに強い衝撃を受けられた方は、あったできごとを忘れてしまうことが多いそうなのです。そういう体験をなさった方が数多くいらっしゃると思います。
なにか大切であることは、その日付と共に憶えつづけるのが良いのではないかと考えます。そういう時に、誰にも見せることのない日記などはとても役立つと思います。1年に1度、そのことについて書いてみる。1年後に自分の書いたことを読み返してみる。そしてまた次の年にも、その出来事について自分なりの言葉で書き記しておく。そうやって1年に1度振り返るようにしておけば、それは書いた本人を導く大切な記録となってゆくと思います。僕はネット上に文字を書き記すよりも、macのメモ帳〈ミミカキエディット〉にさまざまなことがらを記していることのほうが多いです。他の人には判らない、自分だけの1年に1度の日付というものが、人によって必ずあるはずなんです。それは幸せな日付かもしれませんし、つらい日付かもしれませんが。ありますよね、そういう日が。
私たちが「他者」について書き記す言葉は、未来の「己自身」への手紙でもあるのだ、と感じます。
明かりの本は新サイトに移行しました!
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明かりの本 新サイトURL
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appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
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