魯迅 故郷

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今日は中国の文学者、魯迅の小説《故郷》を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。数十ページほどの、ごく短い小説ですのでぜひお読みください。



魯迅は厳しい状況の若者を辛辣に描ききることで有名ですが、今回は魯迅の小説の中でもっとも静けさのあるものを選んでみました。僕は“自然と人”との関係性を描き出している古典が好きです。それはちょうど、近代美術においてどんなものが好きかと問われた時に、やはりなんと言っても風景を見事にとらえた日本画や印象派や山水画が好きである、と答えるのと似た理由です。文学の場合は人を描き出しているわけですが、その人々がどういう自然の中に立って居るのか、というのを感じさせてくれ、その風景を思い起こさせてくれるものが好きです。



この物語は、中国という非常に広大な大地に生きる人々の一つの悲哀を描き出しています。陸地が途方もなく広いですからひとたび故郷を離れると、二度と再会は叶わないかもしれない。しかし生きてしっかりと生計を立てるには遠い地へと赴き、独り立ちしなければならない。故郷を長らく離れていると、もともと仲睦まじかった人々のこともすっかりと忘れてしまいます。ひさかたぶりに再会した幼馴染みの閏土(じゅんど)。閏土はかつては神話的な魅力を持つ少年でした。父から篤い寵愛を受け、閏土は朗らかな魅力を持っていました。閏土は活力のある少年で、キラキラとかがやいていた。しかし、三十年もの時を経て、閏土との再会をはたすと……。


続きは本文をお読みください。
 



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