ファウスト(20) ゲーテ

FavoriteLoadingお気に入りに追加

今日はゲーテの「ファウスト」その(20)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
前回、主人公のファウストが惚れこんだマルガレエテ(またの名をグレエトヘン)は、さまざまな村人から見ても憧れの少女なんだと言うことが、彼女の兄ワレンチンによって明らかにされました。グレエトヘンこそがもっとも美しい女だ、という喝采が起こったんです。
 
 
そこに、グレエトヘンの恋人ファウストと、悪魔が登場します。悪魔は、あさってになるとおとずれる「ワルプルギスの夜」を待ちわびている。悪魔はグレエトヘンに恋の罪についての歌をうたって、動揺させます。そこに彼女の兄が現れて、悪魔を追いはらおうとします。
 
 
どうもこの悪魔がグレエトヘンの身を滅ぼすのではないかということに、周囲が気づいているんです。ワレンチンはこの悪魔に倒されるんですが、その時運悪く亡くなってしまいます。ワレンチンは亡くなる寸前にですね、とても奇妙なことを言うんですよ。愛している妹にこうささやくんです「お前はもうりっぱに娼婦になったのだ」なぜこんなことを言ったのか、じつに謎めいています。マリアのごとく純潔に生きようとするのはよせ、ということなんでしょうか。悪魔に倒された男は、呪いの言葉をのこして去ってゆくのでした。
 
 

 
 
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら
https://akarinohon.com/migration/faust20.html
(約20頁 / ロード時間約30秒)
モバイル対応テキスト版はこちら
 
 
 
 






明かりの本は新サイトに移行しました!

URLの登録変更をよろしくお願いいたします。



明かりの本 新サイトURL

https://akarinohon.com

(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)

appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。











 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

縦書き文庫の装画
装画をクリックするか、ここから全文を読んでください。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
 
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください













top page ・本屋map ・図書館link ★おすすめ本 ★書籍&グッズ購入 





 


Similar Posts:

    None Found