犬 レオニイド・アンドレイエフ

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今日はレオニイド・アンドレイエフの「犬」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ミーハーですみませんが、今年の文学賞受賞作に犬のことが書かれた小説があって、こんど本屋で読んでみたいと思っているんですが、犬のことが書かれた古い本はないかなと思って探してみました。この本は森鴎外が翻訳した中編の小説で、犬が主人公です。
 
 
むかし自分が住んでいた家の近くに野生(?)の野良犬が居て、ゴミとか山菜とかで食いつないで生きていている連中で、いつも34匹で徒党を組んでいてかなり怖かったんですが、この本に出てくる犬は人より弱いタイプの痩せた犬のようです。それでもたぶん、幼い子ども相手だと噛み付いて勝ってしまうので、人々から警戒されて石を投げられたりするという状態の、そういう犬のはなしです。むかし犬を飼っていたので、どうも序盤のこのひどい状況というのを読むとなんだか感情移入してしまいました。youtubeにこの本の朗読があったので、興味のある方は聞いてみてください。
 
 
孤独な犬の、人との交流のお話なんですが、最後の場面でこの犬が強い存在感を示していて、余韻の残るお話でした。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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