ファウスト(44) ゲーテ

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今日はゲーテの「ファウスト」その(44)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
前回、悪魔と共にあった主人公は、恐ろしい事態に遭遇しました。「あの家をもらい受けたい」という希望が悪魔の介入によって「あの家を強奪する」という事態へ発展し、争いのさなか全てが灰になってしまったんです。
 
 
ファウストは力を得る過程で多くの大切なものを滅ぼしてしまった、という事実に気付きます。ほんの数ページの描写でしたが、この物語だけで映画一本分くらいの時間が凝縮されていると思いました。ゲーテは小説家であり詩人で、この物語は詩劇という形式で記されています。前回の挿話は、長いものを短い言葉へと凝縮する詩の力が発揮されていて、まさに壮大な詩だと思いました。
 
 
小さなエピソードに驚くべき広がりがあるんですよ。
 
 

 
 
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(約20頁 / ロード時間約30秒)
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※ 47巻で全話完結です。
 
 
  
 
 
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※ 縦書きテキスト版は、1巻から50巻で全話完結です。







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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
 
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