神曲 地獄(13) ダンテ

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今日はダンテの「神曲 地獄篇」第十三曲を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
日本の神道では樹を大切に祀っているものですが、ダンテの描く地獄では亡くなった人間の魂が封じこめられていて、歎きの声を発しています。古事記におけるオオクニヌシの物語を思いだしました。
 
 
樹に閉じ込められた魂は枝を折られて血を流し、苦悶してからこのように語ります。もし地獄から出てゆける者がいるのなら、地にふした私の、ほんとうの姿をよみがえらせてくれ。山川訳はこうです。
 
 
汝等のうち若し世に歸る者あらば、嫉みに打たれていまなほ地に伏すわが記憶を慰めよ
 
 
ダンテはその心情を想像すると、もはや声をかけることさえもできずに沈黙するより他なかった。師は言葉を継いで彼らに問いかけました。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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