

今日は坂口安吾の「落語・教祖列伝 神伝魚心流開祖」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
いぜん推理作家が昔話を創作していて、それがすごく独特で今でも記憶に残っているのですが、坂口安吾の創作落語もすごいです。普通の落語よりも小説っぽい書き方なんですが、迫力があってするすると読めました。
親子の会話と関係がじつに型破りで、ここが落語だなあと思いました。落語のことは良く知らないんですが、どうも仏教や道徳に対するカウンターカルチャーとして町人に大人気だったんだろうなあと思いました。一般的な説教が存在していると、落語はそれとは反対のことを言っている、というように思いました。これ戦後5年の1950年に書かれたものなんですが、ほんとになんどもひどい状態になっても死なないというおそろしい男のことが描かれています。戦後の坂口安吾は、とにかく腹いっぱい食いたいんだということを猛烈に書いていますよ。
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https://akarinohon.com/migration/01shinden_gyoshinryu.html
(約20頁 / ロード時間約30秒)
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明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
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appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテは詩心についてこう記します。
わたしがどんなに迷ひ、どんなに努めたか
どんなに悩み、どんなに生きたかは
ここなる花輪の花となる
さうして老境もまた青春も
徳も不徳も集めて見れば
また捨てがたい歌となる
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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