神曲 浄火(32) ダンテ

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今日はダンテの「神曲 浄火篇」第三十二曲を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ベアトリーチェが十年ぶりに笑顔をみせた。ダンテはそれであまりにも嬉しすぎて立ちくらみを起こしてしまう。ダンテが書いた文学にはほかに、ベアトリーチェへの愛を描いた「新生」という詩集があるのですが、残念ながら青空文庫やネット上にはtxtがまだ存在していないので読めていません。じつに読みたい作品なんですが。
 
 
愛おしい人の笑顔は、太陽を見るほど目のくらむものだ、とダンテは記します。思いかえしてみればたしかにそれはそうだろうと思います。天使たちは「見つめすぎです」といさめるのでした。
 
 
木が新生するように、花を咲かせるシーンがあって幻想的でした。三十二曲の終盤で、娼婦と巨人というじつに奇妙な挿話があります。マザーグースの童話のようで、「なんだろうこれは?」という感じがしました。天使たちと今から天へのぼってゆくという展開で、なぜ急に、いきなり見知らぬ娼婦のエロティックな態度と巨人の凶暴さを描く物語がとつじょ、入ってくるのか。なかなか興味深い謎でした。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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