大川の水 芥川龍之介

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今日は芥川龍之介の「大川の水」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは随筆です。芥川龍之介は、激しい状況や極端な人物の物語をよく書くんですけど、これはそうでなくて、自然界への慰安と寂寥について書いています。芥川が、町のすぐ側にある自然界について印象深いことを書いています。芥川は、川を見ることが好きで、月に二三度は大川を見ていたと言って、こう書いています。
 
 
 自分はどうして、こうもあの川を愛するのか。あのどちらかと言えば、泥濁りのした大川のなま暖かい水に、限りないゆかしさを感じるのか。

 この大川の水に撫愛される沿岸の町々は、皆自分にとって、忘れがたい、なつかしい町である。
 
 
日本の川を見ることを通して、イタリアの水上都市であるヴェネチアに憧れるというのは、じつにすんなりと理解できる感覚だなあと思いました。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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