新妻の手記 豊島与志雄

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今日は豊島与志雄の「新妻の手記」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは、昭和20年代の家庭生活を描いた物語です。事件が起きるような小説では無く、ゆるやかな物語で、その分リアルだなと思いました。最近、結婚の話題を新聞記事で読んで、ちょっと古い人の結婚に関する本を読みたくなって、青空文庫でこの小説を見つけました。
 
 
主人公は女学校出身の若い女で、新しい母とのちょっと不思議な交流がある。いっけん冷たいような義理の母に、やさしいところがある。しかし夫の家には少し堅苦しく奇妙な親戚が居て……。母の長年続けてきた仕事に、大きな変化が訪れる。この一文が印象に残りました。
 
 
  思えば、表面は全く平穏無事で、何の風波もなかった。然し、母の心の中には、さまざまな暴風雨が荒れたことだろうと、私は自分の心中を顧みながら、推察するのである。
 
 
結末の、主人公が母に抱く感情描写が良いんですよ。くわしくは、本文を読んでみてください。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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