今日は上田敏の「海潮音」その5を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
今回は有名な詩人で、シャルル・ボードレールの詩です。空を飛ぶ鳥の、囚われたのち翼は空へと羽ばたかず、鳥のむなしく歩むさまについて、詩にしています。船人に囚われた鳥が哀れであり、またそこはかとなく偉大でもあるんですが、ボードレールはバチッと、ひどいありさまだけを書き切っているんです。それなのになにかこう、穏やかな風景や暮らしがにじみ出てくるのがじつに不思議な詩です。
むずかしい言葉をしらべてみました。
すまう
https://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/119945/m0u/%E3%81%99%E3%81%BE%E3%81%86/
はらから
https://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/179743/m0u/
また、上田敏が、巻末にボードレールの悲哀について記しています。
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/kaichoon05.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)
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明かりの本は新サイトに移行しました!
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明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください
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