服装に就いて 太宰治

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今日は太宰治の「服装に就いて」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは随筆か、あるいは私小説なんですが、服のことについて語っていて、じつは太宰治の身長が171センチ(五尺六寸五分。しかし別の記録によると172〜174センチくらいあったそうです)もあって、当時の身長としてはそうとう高かった、ということを知りました。
 
 
随筆を読んでいても、太宰治は目立ってしまう美男子というか、ナルキッソスのような気配が漂っています。太宰は服をお洒落にせずに、その場にあるものをそのままコーディネートせずに着るんだ、と書いているんですが、それでもみんなから今日のお洒落はやりすぎだ、とか言われてしまったそうです。
 
 
そういうこともあってか、太宰治は自分の着ている、銘仙のレインコートが原因で大雨が降ってしまった、自分は雨男なんだと言うことを、ずいぶん真面目に、この随筆に書いています。なにか服を着ることによって、悪魔のようになったり、道化になったり、天使のようになったりするかのような、そういう不思議な書き方なんです。服の色さえなにか今日の命運に影響する気が、するんだろうなと、不思議な気持ちになりました。
 
 
どうも、映画で見てみたい、連続ドラマで、やっぱり作家の人生を見てみたいです。しかも、こう時代考証とかが完璧な上、物語としてすごく面白い連続ドラマだったらもう最高なんだけどなあと思いました。
 
 
太宰治は、とうとつに、ポールヴェルレーヌはとても良いんだ、と告白しています。ヴェルレーヌは、こういう詩を書いた人です。
 
 


 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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