種田山頭火句集 草木塔 五

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今日は種田山頭火の句集『草木塔』の五を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。草木塔は、これで完結です。
種田山頭火の句集はこれ以外にもたくさんあります。
また来年紹介してゆきたいと思います。
机上だけでは書けない、というのが文学なんだなあと思います。
幾つかの作家の手記によれば、実際に取材をしに出かけないと書けないという人と、完全に書き終えてから現地を見に行くという作家がいて、いろいろなやり方があるんだなあと思いました。

日本では昔から歩いて旅をすることと、文学とが深く結びついているように思います。
俳諧師の松尾芭蕉はこのように述べています。


月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖(すみか)とす。古人も多く旅に死せるあり。予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、去年の秋江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、やゝ年も暮、春立る霞の空に白川の関こえんと、そゞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。

 
そういえば空海は日本から長安まで歩きに歩き尽くした人ですし、ガンジーも非暴力革命を起こすにあたって「塩の行進」などでじつに健康的に歩いていて、歩くということと文化というのを和合させています。
 



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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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